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脱法ドラッグとはどんなもの?

脱法ドラッグとは、違法ではない、つまり法律に基づく取締りの対象になっていないもののこといいます。また麻薬と同様の効果を持つ物質などを指し、合法ドラッグや合法ハーブとも呼ばれます。厚生労働省では違法ドラッグと呼称しているようです。違法な麻薬に比べて人体に対する危険性が高い場合もあるようですが、遵法精神を持っているからこそこれらの物質を使っているとの意味を込め、使用者は遵法ドラッグと呼称しているそうです。

法律で認められている合法ドラッグ

あまりに身近すぎて意識している人は以外と少ないかもしれませんが、法で認められている合法ドラッグと言うものも存在します。実はタバコ、アルコールがそれにあたるものなのです。成人であれば簡単に手に入れられる物であって、それ故、大半の人たちは合法ドラッグとして認識していません。しかし、タバコやアルコールは決して体にいいものではなく、摂取しすぎてしまうと体にとって害となります。それなのに手を出してしまうのは・・・実際に摂取をしている方ならもうお分かりでしょう。だったら合法ハーブと何が違うの?と思われるかもしれませんが、あえて違いをあげるのであれば、法に触れない物と法で認められている物といったことなのかもしれません。しかし、大きな定義で考えると違いはないのかもしれません。共通して言えることはどちらもあくまで個人責任で楽しむということです。

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分類について

脱法ドラッグや合法ハーブなどは、その化学構造や性質、形状などにより大まかな分類がされています。

●ニトライト系・亜硝酸エステル類
亜硝酸エステルを主成分としている脱法ドラッグは、ニトライト系もしくは亜硝酸エステル類と呼ばれ、お香やクリーナー名目で販売されています。気化したドラッグを経鼻摂取するもの。使用により酩酊感が得られ、オーガズム時に摂取するとその快感が上昇するようです。著名な物はラッシュ。使用により血圧低下が起こり、循環器に障害を残す場合もあります。

●ナチュラルドラッグ
観賞用やお香などの名目で販売され、レクリエーション目的に使用される植物や植物加工品などの脱法ドラッグはナチュラルドラッグと呼ばれます。ナチュラルドラッグにも、遅効性のドラッグが多く存在し、OD(オーバードース)の危険が伴います。有効成分がトリプタミン系やフェネチルアミン系に分類される物も多いようです。摂取方法は経口や喫煙。麻薬指定された著名なナチュラルドラッグはマジックマッシュルームがあります。2006年より合成カンナビノイドJWH-018などをナチュラルハーブに吹き付けて効果を強化した製品も出現しているようですが、これらのものが俗に合法ハーブと言われるものです。

・エフェドラ系
マオウやエフェドリンが含まれている薬物はエフェドラ系と呼ばれています。主に、ダイエット薬やサプリメントなどの名目で販売され、1990年代からアメリカ合衆国を中心に流行し始めそうです。マオウ自体にエフェドリンが含まれていて、エフェドリンはフェネチルアミン系であり興奮剤的効果を持ちます。また、エフェドリンは多くの国で規制物質となっています。日本でも、質量比10%を超える製品は、覚せい剤取締法により、覚せい剤原料として規制されています。

●ケミカルドラッグ
脱法ドラッグの多くは試薬などの名目で販売されています。これらはケミカルドラッグと呼ばれ、デザイナードラッグと同意の用語として使われます。場合によってはスマートドラッグとも呼ばれたりします。形状は粉末状の物が多く、液状や錠剤の物もあります。結晶状の脱法ドラッグは計量器を使わない場合正確な計量が難しく、使用者にはOD(オーバードース)の危険が伴います。摂取方法は主に経口となるようです。

・トリプタミン系
トリプタミン骨格を持ち、幻覚剤としてレクリエーション目的に使用される脱法ドラッグは、トリプタミン系と呼ばれます。幻覚作用を持つ多数のドラッグがトリプタミン系であり、その中には麻薬及び向精神薬取締法に基づき麻薬指定されている薬物も複数あります。麻薬指定された著名な物質はシロシン、シロシビン、5-MeO-DIPT、5-MeO-DMT、AMTなど。広い意味では神経伝達物質セロトニンもトリプタミンにあたります。そのため、トリプタミン系ドラッグはセロトニン受容体に作用し、多幸感や幻覚を誘発します。モノアミン酸化酵素阻害の効果があるものが多く、SSRIやSNRIとの併用は危険だそうです。また、OD(オーバードース)によりセロトニン症候群に至る可能性もあります。

・フェネチルアミン系
フェネチルアミン骨格を持ち、幻覚剤としてレクリエーション目的に使用される脱法ドラッグは、フェネチルアミン系と呼ばれます。トリプタミン系と同様、多数のドラッグがフェネチルアミン系であり、アンフェタミン、メスカリン、MDMA、MBDB、2C-B、2C-T-7などは覚せい剤もしくは麻薬指定されています。興奮剤的作用をする物が多く、覚せい剤やエクスタシーのデザイナードラッグと評されます。


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